温故知新☆Kawaii(カワイイ)カルチャー
円安によるインバウンド効果で
海外からのお客様の多さを様々な場所で感じますね。
こんにちは!
駅で、公共機関の中で、 ・・・異国の言葉が飛び交い
見慣れた風景も少しインターナショナルに映る日々を感じるSです。
殊に、外国人観光客のポケモンTシャツの着用率の高さに
改めて日本のキャラクター人気を実感。
会話中の「ポケモン」という単語だけはっきりと聞き取れることも。
「Cute」を意味する「Kawaii」はもはや世界の共通言語。
日本発祥の「Kaewaii(カワイイ)文化」は子供から大人まで
世界からの関心を集めているようです。
「かわいい」の意味をデジタル辞書で引いてみると・・・
1.愛情をもって大事にしてやりたい気持ちを覚えるさま。
2.いかにも幼く、邪気のないようすで、人の心をひきつけるさま。
3.無邪気で、憎めない。
「愛すべき」「大事にしたい」という感情の事を言いますが
他国に類を見ない程、日本人は「かわいい」ものが好きな国民。
古くは皆さまご存知の鳥獣戯画をはじめ
偉大な絵師達の残した作品の中には「かわいい」ものがたくさん。
その中でも最近注目を集めているのが長沢芦雪のゆる~い動物たち。



大阪・中の島美術館で開催中(2023年12月3日迄)の長沢芦雪の生誕270年を記念した特別展にて撮影。
ぬいぐるみやフィギュア、文房具などグッズ化もされているので
一度は目にされたことのある方も多いのではないでしょうか?
江戸時代に京都で活躍した長沢芦雪(ながさわ ろせつ)。
人を驚かせ楽しませようとしたサービス精神や面白みで
独自の世界を展開して人気を博した絵師で、昨今再注目を浴びています。
小さきものたちに対する「愛のある」視線が感じられますね。
【かわいいものに夢中になるのは人類共通の本能だとしても、
それを文化にしたのは日本だけだ。】ニューズウィーク(2016.8.2の記事より)
今も昔も、世界でも変わらず私たちを夢中にさせる「かわいいもの」。
そして改めて日本の表現力の高さを誇らしく感じます。
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