ハロウィンと交差点

10月31日はご存じハロウィン。

毎年この時期には様々なお店の店頭はもちろん

ニュースやトレンド情報でも見ない日はないほど

また、知らない人はいないほど日本でも定着しました。

 

こんにちは。

可愛いハロウィングッズに心躍るSです。

 

日本における経済効果は2022年時点で1220億円だとか。

コロナ渦の影響により、2016年の1345億円よりは下回ったものの

クリスマス、バレンタインデーに次いで

経済効果に大きな影響のあるイベントのひとつとなりました。

 

ハロウィンとは、元来はアイルランドが発祥の地とされ

古代ケルト民族による収の秋の収穫のお祭りで

あの世とこの世が交差する日、とされていたそうです。

 

そう、10月31日は日本で言うところの「お盆」。

ご先祖様たちが霊界から帰ってくる日。

様々なゴースト達もどさくさに紛れて一緒にやってきてしまうので

変装して身を守ったことが仮装の起源と言われています。

 

この仮装が日本のアニメ・コスプレ文化と融合したことから

「渋谷のハロウィン」が世界でも注目を集めることになったのですね。

 

このお祭り騒ぎはやや過熱気味で、行き過ぎた傾向もあり

問題視もされていますが、本来は楽しいイベント。

ルールとマナー、節度を守って安全であってほしいですね。

 

只今、円安とあって海外からのツーリストが増加中の日本。

「渋谷のハロウィン」に参加したい！という海外の方も

今年はとても多くいらっしゃりそうです。

 

また、昨今ではより安全に楽しめるよう自治体と連携した

バーチャルハロウィンなるものも登場しているようです。

 

バーチャルシティ（仮想空間）でアバターとなって参加でき、

参加者同士が交流したり、様々なイベントも体験できるとか。

 

リアル世界とデジタル世界のハイブリッド。

まさにスクランブル交差点の名に相応しいですね。

 

アイルランドから始まったこのお祭り。

2000年という時間を超え、遠く離れた日本という異国で新たな形態で進化中。

 

お祭りというのはある種、人間を熱狂させる

大きな「エネルギー」がそこにはあるように思います。

その「エネルギー」は時代とともに姿を変え、場所を変え

進化しながら受け継がれていくのかもしれません。